テレビのバラエティー番組って面白いの? Vol.3

テレビを見なくなって早1年が経とうとしているが、騒がしく馬鹿らしいバラエティー番組はまだ続いているようだ。
家族が見ているテレビを時々目にするが、騒々しくて5分と見ていることが出来ない。ひとつの番組である程度
視聴率を取った番組があると、各局が同じような内容の番組が次々に出てくる。だが出演者は何処も同じようで
新鮮味が全く無い、もはや番組を作れなくなってしまったのか、諦めているのか。制作側は「予算が無く、思い
通りのものが作れない」と嘆く、これは言い訳で予算をかけないで面白い番組は今までも沢山あったはず、要は
能力の欠如に尽きるのじゃないだろうか。

どの局でも同じ司会者と同じタレントが出て、同じようなコメントを発している。なかには何でテレビの中にいるのと
言うタレントも数多くいる。話が上手いわけでもなく、容姿が言い訳でもなく、何の芸も無いタレント、馬鹿キャラ、
さらには元暴走族、元ヤンキー、そしてニューハーフが騒ぎまくっている全くテレビって不思議な世界である。

あるタレントが所属事務所とのトラブルで、給料が表に出てしまった。月給4百数十万円!驚きの数字だ。この
タレントさんそんなにテレビには出ていないがこの数字、じゃあ色々な番組に出まくっているあの人達はいったい
幾らの給料になるのか。テレビ局さん広告収入が減って制作費が無いって、タレントにギャラ払いすぎじゃないの、
たいした芸も無いタレントに、そこから改善しましょうよ。

お笑いって本当にブームなのか?

お笑いブームだと言ってお笑いの番組が数多く出来、どの局でもお笑いタレントが出る番組が数多く見かけた。
新人も次々と現れるがどれも面白くはない。そんな中お笑い番組の終了が連続して発表された。(やっと終わって
くれたか)

番組ではネタを披露しているが、私は全く面白いと感じたことは無い。100本見ても1〜2本でしょう笑えるのは。
映像でもお客さんが大笑いをしている映像は流れない、後で挿入した笑いと拍手、笑っているのは司会者と
ゲストのタレントさんだけ。本来漫才などはネタや話術でお客を楽しませるものだと思うのだが、無理やり持ち
ギャグに持っていくネタ、最後はいつも変顔にするネタ、自虐ネタ。こんなもの1度見れば充分で2度3度見る
ものではない。局が違っても同じネタ、でも見てる人間は一緒です。そして一寸売れると漫才なんてやらずに
コンビでバラエティやドラマに出演。これも台詞や演技もいまいちな物ばかり。人気商売だから仕方がないか、
需要のあるうちに稼いでおかないとね。

もともとお笑いって本当にブームだったのだろうか、テレビ局が作ったブームなのではと思っている。テレビ局の
「お笑いブーム」の発信により、いち早く反応するのが若者で狂信的なファンが誕生する。大人は子供の騒ぎに
便乗して騒ぎ出す。大人の行動は若者に理解をしているつもり、あるいは若いと見られたいからでは。何組もの
芸人さんが漫才などをやっていても、ほとんど面白いと感じたものは無い。もともと関東で育った私は、関西の
お笑いはあまり好きにはなれなかった。多方面に才能を発揮する人はほんの数人ではないでしょうか。あとの
人達は当然飽きられて、テレビから消えていくことでしょう。(待ち遠しいものです)

以下はネットで見つけた「ブームの終焉」のブログかな。「お笑いブームの終焉」と検索すると沢山出てきます。

 (以下引用)
 昨今のお笑いブームはボキャブラ・ブームの終焉から5年後に起きたものですが実に6年に及び「いざなぎ
 景気超え」です。これまでも2007年に「今年で終焉する」と囁かれましたがどっこい続きました。

 しかし流石にもう限界と言って良いでしょう。本来なら2008年にブームは終焉しているはずでしたが思わぬ
 伏兵が出現して延命したようなものです。
思わぬ伏兵?オードリーに他なりません。昨年のM1グランプリに
 オードリーが敗者復活で決勝進出していたと
 仮定して下さい。今年のテレビ界にオードリーがいなかったと仮定して下さい。
果たして優勝したノンスタイル
 が歴代M1王者と同じくらいテレビ界を席巻できたかは大いに疑問が残ります。もはやお笑いや芸人がブー
 ムだとは言えない筈です。
実際の話、もはやネタ見せ番組は視聴率を取れませんし2009年6月1日〜7日に
 おいて視聴率15%を超えたバラエティ番組は

 3位 SMAP×SMAP  22.0%
 7位 笑点     18.5%
 8位 行列のできる法律相談所 18.1%
 20位 ぐるぐるナインティナイン 15.2%
 の4本に過ぎません。

 3位は草なぎ君の復帰効果ですし7位は田舎のジジババが観てるだけ8位は紳助の話術の上手さに過ぎま
 せん。半年前までフジの「お笑いレッドカーペッド」が20%前後の視聴率を誇っていたのが嘘のようです。
 「エンタの神様」が視聴者にそっぽを向かれて久しい。エンタの放映が打ち切られるのは時間の問題でしょう。
 個人的にも今年の3月を最期にロンドンハーツの格付け以外お笑い番組をめっきり観なくなった。この6年で
 芸人の数は3倍増くらいになってます。しかし上はなかなか枠を譲ってくれず明らかに供給過多です。

 その結果、昭和時代のような新陳代謝は起きず大衆と言うものは万古不易飽きやすい。若い10代の女の子は
 昔からお笑いが大好きですが少子化の今、いかんせん絶対数が少ない。もっと言えば10代20代の若者の
 テレビ離れは顕著です。もはやテレビ関係者は視聴率に結びつかない若者をターゲットに番組作りを積極的に
 しません。このブームでウドの竹の子の如く出てきた芸人達を昼のワイドショーや深夜枠でしばらく観ることは
 あるでしょう。しかし秋口頃には振るいにかけられ次々に消えていきます。

 2010年のお正月には特番でまたテレビで彼らの雄姿を観ることができます。しかしお正月が終わるともはや
 テレビでお笑い番組を観る機会もなくなってしまうでしょう。年に1度のM1グランプリだけ注目を集めるでしょう
 が2000年代程の力があるとは思えませんし超強力な新人が出てくるとも思えません。
いずれにせよ、お笑い
 ブームは2011年の地デジ移行を待たず終焉するでしょう。

 (以上引用)
文 Shigeru T
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