マスコミの断末魔の叫びなのか Vol.2
マスコミの仕事は、真実を伝えることは当然ですが、視聴者に不安を抱かせたり、パニックを起こさないように
報道するのも当然です。しかし、派遣切り(これもテレビ局のやらせの臭いがする)、新型インフルや郵政選挙、
政権交代選挙など国民を煽り、不安を抱かせる報道ばかりを流しています。
テレビの報道は全体を放送してません、一部の言葉を取り上げて煽っています。勿論時間の制約・スペースに限りが
あるのはがあるのは分かりますが、それならニュースを掘り下げて報道する番組があってもいいのでは、
何も夕方のニュースで芸能人の離婚や熱愛等報道する必要はないのでは。
やらせ番組、誤字脱字、お詫びコメントなど日常茶飯事です。そしてまた繰り返された捏造、ニュース映像を
編集して、テレビ局がニュースを作り変えたりって、もう報道の基本を守れないこんな報道は見ることが出来
ません。そして気になるのが、アナウンサーのイントネーションです。標準語を基本としているはずのアナウンサー
のイントネーションは聞くに耐えません。日本語の難しさを沢山勉強してアナウンサーになったはずなのに。
一例として「亀」「噛め」「瓶」「鹿目」等イントネーションが変われば意味も変わってきてしまいます。
報道番組で視聴率が低いとキャスターを変えたり、人気タレントを使ったりしているが、視聴者をバカにするなと
言いたい、視聴者はキャスターを見ているわけじゃない、内容が以前と同じだったり、他局と変わらないから
見ないんですよ。番組名とキャスターを交代しても内容は以前と全く同じじゃ〜視聴率は上がりません。
何度も同じ過ちを繰り返しても「再発防止二向け努力します」との同じコメントを繰り返すのみで、ちっとも
再発防止の努力をしていないテレビ局って、自らの首を絞めて崩壊への道を突き進んでいくのだろうか。
今視聴者はテレビ局の1・2局なくなっても何の影響も受けないと思います。
下に紹介する本は上記と同じような内容の本で、同じような考えの人がいるんだと思い紹介しました。
 ネットメディアが新聞・テレビに代わる 佐々木俊尚「マスコミは、もはや政治を語れない」

 講談社が2010年2月26日に発売した新刊本『マスコミは、もはや政治を語れない〜徹底検証:「民主党政権」で
 勃興する「ネット論壇」〜』(著・佐々木俊尚)が話題になっている。
 同書では、『2011年 新聞・テレビ消滅』の著者で、ITジャーナリストの佐々木俊尚さんが、現在マスメディアの
 おかれている状況を多方面から検証し、具体的事実を挙げながら、ネットメディアの貢献度や将来性について
 言及。八ッ場ダムや記者クラブ開放、小沢一郎氏の政治資金問題など、世間が注目したニュースについても、
 「大マスコミ」の記事とブログやtwitterで明かされる内容を対比させ、メディアが本来伝えなければならない
 「事実」がもはや新聞・テレビにはないことを主張している。
 「政権交代が大きなきっかけとなって、古い社会体制(アンシャンレジーム)とともに最強権力だったマスコミは
 ついに崩壊し始めています。毎日垂れ流されるひどい報道、くだらない番組、的外れな批判。これらは実のところ
 マスコミの断末魔以外の何ものでもありません。そして一方で真っ当なメディアとして台頭してきたブログや
 ツイッター。 こんなメディア大転換を目の前で見ることができるなんて、なんというスリリングな体験でしょうか」
 とは、佐々木さんのメッセージだ。
 アマゾンのレビューには「著者が、日々ウオッチしているネット上における論考が、新聞・テレビの言説と共に広く
 国民に知れ渡れば、日本のこれからについて見通しが見えてくるかもしれないと思う。一部の新聞・テレビが
 流布する「ネット=悪」論を鵜呑みにすると、考えが偏ってきて物事が見えなくなってくると感じた」とのコメントが
 寄せられている。
 四六判、270ページ、定価1575円。
何故テレビのニュースはどの局も同じ時間帯になるのだろう
何故ニュース番組はは各局とも同じ時間帯に流すのでしょうか?チャンネルを変えても同じニュースが、同じ映像で
同じコメントで流れてます。何かの統計に基づいてこの時間に決まったのかは不明ですが。くだらないバラエティを
流すより、局独自の時間帯で放送したほうが視聴率の上昇には役立つとは思うのだが。各局は我が局が一番の
自信があるのでしょうか。どこも同じニュースを流してるのだから、何処を見ても代わり映えはしないです。
そして最近耳にしなくなった言葉「スクープ」です。各局は独自に取材はしてないのでしょうか。最もリーク情報を
そのまま流している現状では期待しても無理な話かもしれません。たまに聴く「スクープです」の映像は、たまたま
そばにいたいたカメラマンが撮った、火事や交通事故の現場の映像です。視聴者が望むのは、例えば政権が
ひっくり返るような重大なスクープなのです。取材活動をしていないような今の報道関係の状態ではとても無理な
要望かもしれませんが。取材してください、時間と足を使って。
災害地報道に見るマスコミ
ライフラインが寸断された被災地にいち早くカメラと取材陣を送る各テレビ局。そして避難所へズカズカと入り込み、
いつもの質問「不足してるものは」「何に困ってます」このような質問を浴びせる。不足してるのは「食料」「水」「トイレ」
「プライバシー」「お風呂」「着替え」聞かないでも分かるはず、最近このようなテレビ局のインタビューに応じない人が
増えていると聞いたことがあるが、被害にあってイライラしているのに気分を逆なでするような質問にうんざりしている
事でしょう。この被災地にいち早く駆けつける報道陣って被災地には手ぶらで行くんだろうか?水や食料を少しでも
もって行ってるのだろうか、重くて無理なら小さな子供のために粉ミルクでも持っていけば良いのではないだろうか。
食料、水が不足している所で報道陣は何を食べて何を飲んでるのだろうか、まさか被災地で自分達だけの食料や
飲料水を持ち込んで豪華な食事などしていないでしょうね。
先日亡くなったロック歌手の忌野清志郎サンの歌に、神戸の震災の時のことを歌った歌を偶然聞いたが、こんな
ような歌詞があった(うる覚えですので)「火事で逃げ送れて焼け死んでる人がいる、空を見上げれば報道のヘリ
ばかり、水を撒いて火を消してくれ」このような歌詞がとても強烈に印象に残った。
被災地にいち早く入って生のっ現状を伝え酔うとしてる報道ですが、各局が沢山の人を引き連れて被災地に入って
現地情報を流してもどの局も同じ場所の映像、同じようなコメントを結局は流してる。被災者にとってこんなに
うっとおしい存在は無いのではないでしょうか。
文 Shigeru T
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